GXR Mount A12 + Elmarit 90mm F2.8

東急セミナーBE オールドレンズパラダイス撮影実習で、上野公園の牡丹苑と不忍池に行ってきた。
ボディはいつものGXR Mount A12 だけど、レンズは FED 100mm F6.3, Elmarit 90mm F2.8, Summarit 5cm F1.5 + TELEMORE 2× とたくさん持っていった。花撮りは全くの門外漢なので、レンズセレクトをしきれなかったとも言う。

写真が多いので続きからどうぞ。


GXR Mount A12 + FED 100mm F6.3

まずは超マイナーなロシアレンズ、FED 100mm F6.3 を使ってみた。このレンズは戦前 FED のものなので無限遠は出ないけれど、花撮りなら問題ない。最短が 1m なので、スクリューを緩めて近接撮影をした。
描写は、戦前レンズらしく階調が良いように思える。ただし、それには光線状態を考慮する必要があって、逆光気味になると一気にコントラストが低下してしまう。


GXR Mount A12 + Elmarit 90mm F2.8

途中からは、オールドレンズとしては近代の Elmarit 90mm F2.8 に変更。この写真は、完全に日陰だったこともあってか、彩度が低めに写ったのが面白かったので、現像でそれを強調してみた。描写の安定はさすが近代のレンズ。


GXR Mount A12 + Elmarit 90mm F2.8

Elmarit では、こんな写真も撮ってみたり。立てすだれから漏れる光はなかなかに魅力的。


GXR Mount A12 + TELEMORE 2× + Summarit 5cm F1.5

続いては、TELEMORE 2× を介して Summarit を装着。開放よりだとソフトフォーカスになるのが特徴で、花撮りではソフトフォーカスが面白いのではないかな、と思って試してみた。

果たして、なかなか悪くないデキだと思うのだけど、どうだろう。花のしべ部分はピントが合っているけれど、ハイライト部分を中心に滲んでいて、全体的にはふわっとしている。


GXR Mount A12 + TELEMORE 2× + Summarit 5cm F1.5

こちらもソフトフォーカス。全面に光が当たっていると滲みすぎてしまうきらいがあるけれど、程よく影があるとバランスが取りやすいように思う。


GXR Mount A12 + TELEMORE 2× + Summarit 5cm F1.5

これは F4 くらいまで絞ったものかな。ここまでいくとソフト感はかなり薄れるけど、花弁のアウトフォーカス部には滲みが見られる。左側の色収差はご愛嬌。


GXR Mount A12 + TELEMORE 2× + Summarit 5cm F1.5

後半には、場所を移して不忍池へ。こちらは全て TELEMORE 2× + Summarit で撮影。
花も良いけれど、こういう無機的な被写体を写しても、シャープさとソフトさが混在して面白い。


GXR Mount A12 + TELEMORE 2× + Summarit 5cm F1.5

APS-C の Mount A12 に TELEMORE と Summarit を装着すると、焦点距離は 35mm 換算で 150mm になってしまう。どうしてもトリミング的なフレーミングになりがちなのだけど、もう少し広めに撮れたらいいなと思ってしまう。


GXR Mount A12 + TELEMORE 2× + Summarit 5cm F1.5

そんな中で頑張ってみたのがこちら。ソフトフォーカス表現は、遠景の風景写真が一番好みだなって思う。