9月に開催された、オールドレンズ限定グループ写真展、Lens Cruise Zに参加しての、まとめや感想です。


GXR Mount A12 + SUPER ANGULON 21mm F4(Junk)

僕が出展したのは、こんな感じのダークな作品です。A3ノビの額装を2枚でした。
ロケ地は銀座の奥野ビルで、モデルは友人です。

最初はぼんやりしたイメージ

グループ展をやることになって、最初に思ったのは、「自分の頭の中にぼんやりとあったイメージを写真にしたい」というものでした。そこに具体的な構図やテーマはさほど固まっておらず、「このロケーションでこんな人物を配置してこんなイメージで撮りたい」という程度でした。

ロケ地とモデル探し

ロケ地は奥野ビルと決めていたので、特に問題ありませんでした。

モデルは、「和服の着こなしが上手で、キレイ系よりはキュート系な女性」をイメージしていたのですが、偶然にも友人に「正にそのもの」な人がいて、熱意を伝えまくって引き受けてもらいました。

打ち合わせ


色んな着物や小物を見ての打ち合わせ風景

モデルさんと打ち合わせをしました。
着物の色や柄によって受ける印象がかなり変わるので、写真で着物を何枚も見せてもらっていくつか選んで、その後実際に見せてもらって最終決定しました。
モデルさんが普段から着物をよく着る人なので(と言うかそういう人だからお願いしたと言うか)、色々と詳しくてかなり助けられました。

この時の打ち合わせに望む時点で、いくつかの「こんな感じの構図がいいな」というイメージができていました。

撮影

奥野ビル自体は何度も行った事があったり、事前に絵コンテ的な物を作っていた事もあって、人物撮影に不慣れな割りには、撮影はスムーズに進んだと思います。
モデルさんが、実は過去にガチなカメラマンだった事もあって、もうなんかここでも色々と助けられました。感謝しきりであります。

RAW現像

RAW現像では、かなりいじっています。色味や露出、シャープネスはもちろん、手を入れて無い部分は無いというくらいやりました。

オールドレンズパラダイスの先生である澤村さんにレビューしてもらった後は、さらにブラッシュアップできました。
ここで RAW現像テクニックがかなり上がったなーという感じ。

プリントと額装

プリントは、レンタルラボでやりました。用紙はピクトリコのホワイトフィルム。紙じゃなくてフィルム素材の物で、超光沢紙よりも黒が良く出ていい感じでした。

額装は世界堂で、ダークな雰囲気に似合う黒い物を選びました。マットも真っ黒で、黒づくし。

搬入と設営

写真展自体が初めてだったので、搬入や設営には結構手間取りました。手持ちで持っていったんですが、今後は世界堂から直接配送しようと硬く心に誓いましたね。
設営自体は、文化祭みたいなノリで楽しめました。

ZINEや名刺、コメントノートなんかも置いて、設営完了。

右側のパネルに、作品テーマや解説が書いてあります。詳細なテーマは、正直言って、これを作る段になって形になった感があります。とは言ってもそれ以前に何も考えていなかった訳ではなく、脳内のイメージをここでようやく言語化できたという感じ。

写真展を経験して

会期中は、同僚や友達が本当にたくさん来てくれて、嬉しい悲鳴でした。いや、本当にひっきりなしに来てくれて、ずっと立ちっぱなしでちょっとツラかったくらいw
感想もたくさん貰えたし、プロの写真家さんがじっくり見てくれたらしいし(平日なので在廊できなかった><)、初めての写真展としては上出来だったと思います。

写真展を通じて、自分のレベルが、一つ上がった実感がありました。撮影技術は、まあそんなにいきなりは上がらないんですが、RAW現像のテクニックは、かなり上がったと思います。

それと、何よりの収穫が、自分が写真でやりたい事が自分の中で明確になった事でした。これまでも、なんとなくぼんやりしたイメージはあったんですが、それが言語化できるくらいに具体化できたので、自分の中で芯が通った感じがします。
その「写真でやりたい事」については、次回の記事、東京シャッターガール写真展2編で。