Twitter で、ライカの良さについての話題があったので、自分にとっての良さを書いてみます。

レンジファインダーを搭載したデジタルカメラであること

2014 年 7 月 1 日現在で存在するデジタルレンジファインダー機は、ライカか R-D1 しかありません。
購入にあたって R-D1 も検討したのですが(機種別ムックやチョートクさんのR-D1 写真集も買いました)、600 万画素というスペックと、GXR と同じセンサーサイズであることによって、購入には踏み切れませんでした。

そうなると、必然的にライカしかありません。ライカの良さと言うか、そもそも選択肢が少ないという。

※そもそも、なぜデジタルレンジファインダー機が欲しいのかと言うと、「デジタル」の部分はデータが僕にとってフィルムよりコントローラブルであるため。「レンジファインダー」の部分は、その測距合焦システムが欲しかったからです。

レンズの数

(今更言うまでもありませんが)ライカ M, L マウントのレンズは古今東西のメーカーから発売されていて、今も新たな製品が開発・発売されていますし、恐らく今後も増え続けると思います。

安価なものから高価なものまで。戦前などに設計された収差の激しい物から現代の高画質な物まで。選択肢が非常に多い事はライカの良いところと言えるでしょう。

撮れる写真が好み


Leica M8 + Summicron 50mm F2 (2nd)


Leica M8 + Summarit 5cm F1.5

これは特に個人的な「ライカの良さ」です。
ライカ M8 を使うようになって特に感じているのですが、出てくる写真が凄く好みです。「どの辺が?」と聞かれると明確には答えられないのが困り物ですが、好みなんです。空気感と言うか、立体感と言うか・・・。あと、M8 のちょっと浅めの色味も凄く好きです。

物としての存在感

僕は 1920〜1970 年代くらいのモダン・インテリアも好きで、その頃にデザインされた家具をいくつか使っているのですが、ライカはそれらと共通する存在感があると感じています。長い年月変わらず(あるいは少しづつ変えながら)現在まで残っている物は、インテリアやカメラに興味が無い人でも「なんかすごいね」「詳しくないけどかっこいいね」と感じる存在感があると思います。

そういった存在感を持つカメラは(現行機種に)中々無いので、これもライカの良さと言えると思います。

ブランドがもたらす効果

「ロゴを付けただけで価格がハネ上がる」などと揶揄されがちなライカ・ブランドですが、いわゆるパナライカはさておき、ピュアなライカ製品は所有者に様々な効果をもたらすと感じています。

僕はミーハーなので、ライカを肩から下げて街を歩くだけで「何となく気分が良い」という効果があるのですが、これはライカのブランド力が成せる物だと思います。

また、ライカを下げている時は、他のカメラの時よりも他人から話しかけられやすいと実感しています。僕は話しかけられる事がわりと歓迎派なので、これも良いところです。

そして、「あの写真家もライカを使っている」とか、「ライカをつまみに酒を飲む」とか、「ライカを持って旅をする」などのエピソードに気分が高揚するのも、ライカというブランドを特別視していて気に入っているからではないでしょうか。

そんなわけで、個人的にはライカ・ブランドはポジティブに受け止めていて、これもライカの良さだと考えています。








CHOTOKU×R‐D1―ROMA/WIEN/PRAHA
田中 長徳
東京キララ社
2005-03