ロシア製のLマウント広角レンズ、PYCCAP(Russar) 20mm F5.6 + GXR Mount A12 の作例記事(レビュー)です。
製造番号は N06108。 76年の製造という説や、2006年の製造という説などがありますが、正確なところははっきりとしません。
対称型のレンズ構成なので、後玉は結構長いのですが、カメラに付けるとまるでパンケーキ・レンズのよう。
ちなみに、ロシアレンズと言うと「あー何かのコピーね」と思いがちですが、ルサールに関しては自身がオリジナルのレンズ構成なんだそうです。
ルサールは、ロシアレンズらしく個体差が大きいという情報をよく見かけます。そのため、このレビューが全ての固体において通じるかは分かりません。
本記事の作例は、特に断りが無ければ、以下の設定で撮影しています。Lightroom3 で現像。
- ISOとホワイトバランスはAuto
- 絞りはF8で、ピントは無限遠に合わせて、パンフォーカス状態にして撮影しています
- 色シェーディング補正はRを+4
- 周辺光量補正は-1