2012年09月
写真はライカカメラAG - フォトグラフィー - M-Eより引用
フォトキナ 2012 で発表された M9 の廉価版、ライカ M-E は、そのシンプルさが魅力的に見えます。
なんとなく、初期のバルナックライカに通じるものがあるような。
まー廉価版と言えども 50 万とかするので、買えないことには変わり無いのだけれど。
オールドレンズの本を多く執筆されている澤村さんが講師をする講座、オールドレンズパラダイスの第4期が募集を開始しています。
僕は1期から参加していて、オールドレンズの知識・情報を得たり共有できることはもちろん、仲間ができることも大きなメリットだと感じています。オールドレンズ四天王(謎)の人たちとは、この講座で知り合いました。
講座内容についての説明は、澤村さんのエントリーでも紹介されています。
オールドレンズパラダイス第4期募集のお知らせです: metalmickey's blog
先日、講座「オールドレンズパラダイス」のプリント講評会があって、三回目の今回は幾分やり方が解ってきた感がありました。
講評会の内容は、二回あった撮影実習の中から二枚を選んでプリントして、みんなの前で発表するというもの。
- GXR Mount A12
- SUPER WIDE HELIAR 15mm F4.5 Aspherical
- Adobe Lightroom3.6
- 隅田川
一枚目は GXR Mount A12 と SWH で撮影した、茅場町辺りの隅田川の風景。超広角レンズによる、空と川が中央に収束していく感じとか結構好き。
この日は暑くてフラフラになりながらの撮影だったので、スカイツリーの位置が微妙だったりと構図が甘めなのは、まあご愛嬌という感じで。
SWH がオールドレンズかと言うと議論の余地がありそうだけど、L マウントの物は 1999 年の発売なので、何気に 10 年以上経ってて、ややオールド、くらいの感じ?
新しめのレンズだけあって、写りはハッキリクッキリ。なので色合いもポジっぽくして、シャッキリさせてみた。
- GXR Mount A12
- Summarit 5cm F1.5
- Adobe Lightroom3.6
- 谷中
二枚目は GXR Mount A12 と Summarit 5cm F1.5 で撮影した、谷中のみかどパン店。
最近は明るめ + 滲みがマイブームなので、それを意識した現像。
Summarit 5cm F1.5 では絞り開放の滲みが凄いのだけれど、ちょっとまだ自分には御しきれない感じ。なのでこれは、F2.8 くらいで撮影。
そこから Lightroom で明瞭を下げまくったのだけど、先生には「大分やりすぎでディテール潰れちゃってるねw」というコメントを頂いた。ですよねーw
これはこれで幻想的で好きなのだけれど、写真の講評会とはちょっとマッチしないよなーとは思っていた・・・!
指摘を受けて修正したのがこちら。バランスは良くなったけど個人的な好みとしては滲みっぷりが足りないので、今後はレンズ側による滲みと現像による滲みのバランスを探っていきたいところ。