2 年半前に購入したバルナックライカが、いい加減あちこち調子悪くなってきたので、ルミエールさんにオーバーホールをお願いしました。
果たして、かなりの大手術となってしまったようで、修理してもらった点は以下になります。
- シャッター速度調整
- メインフレームのフィルムガイドレールの歪み修正
- シャッター幕にキズが付いていたので先幕交換
- ファインダー清掃
- グッタペルカの浮きを再貼り付け
- エルマーのグリスアップ
僕のバルナックライカは D2 なんですが、これを改造して D3 仕様にしているものです。しかし、この改造はどうやらライツではなく、どこかの業者によって行われたもののようです。
と言うのも、シャッター速度をセットする内部の部品が(恐らく)純正ではないらしく、結構無理やりな取り付けになっているらしいのです。
そのために、指標の位置と実際の位置がズレてしまっていて、これはどうしようも無いとのことでした(でも最大限調整してくれて、かなり使いやすくなってました)。
フィルムガイドレールが歪んでいたというのも、一体何をどうしたらそうなるのか謎ですが、こちらもフランジバックに影響が出ないであろう程度に修正して貰えました。
ファインダーは超見やすくなってました。視度補正の無い D2 ではかなりありがたいです。
その他、グッタペルカの浮きを直してくれたり、たまたま付けっぱなしで渡しただけのエルマーをグリスアップしてくれて(ギスギスしてたのが超スムーズに)、現在はかなり快適な状態です。
フィルムを何本か買ってきたので、撮るのが楽しみだー。