2022-04 Update:新しくLeicaで使うGodoxのワイヤレスフラッシュトリガーはどれを買うべき? という記事を書きました。ライカでGodoxを使うためのお勧め情報です。
ライカ純正品では、フラッシュ(ストロボ)をカメラから離して使う、いわゆるオフカメラ・フラッシュを実現する事ができません(2020-03-25 Update:現在はSF60とSFC1で可能になりました)。
なのですが、個人的に試したところ使えるサードパーティ製品があったので、メモしておきます。
※以下の内容はメーカーが保障するものではありません。 試す場合は自己責任でお願いします
最初に結論
ニッシンの ニコン用 Air1 + Di700A のキットを使えば、ライカでもオフカメラ・フラッシュが可能でした!
そしてもちろん、単体の Di700A を買い増しすれば、二灯、三灯と増やしていく事も可能です。
細かいこと
- 技適マーク付いてます
- ボディは M8, M9, M Typ240 で発光を確認しました
- ニコン用以外の Air1 + Di700A は試していません
- オフカメラでの発光は可能ですが、TTL モードは使えません
- モードは M (マニュアル)を使用すれば OK です
- Air1 からのリモート操作による Di700A の光量や照射角度の設定変更は、問題なく使用可能です
- ニッシンの i60A、AirR 等は、持って無いので試していません ><
はじめてのオフカメラ・フラッシュ
オフカメラ・フラッシュ自体がはじめての場合は、こういうセットも買っておくと良いのではないでしょうか!
参考情報:Yongnuo 製品と技適対応について
Yongnuo という中国のメーカーも、ライカでオフカメラ・フラッシュが可能な製品を扱っているようです。 しかし、このメーカーの製品には技適マーク取得をしていない物の存在が確認されているので、注意が必要です。
もし、技適マークの無いものを日本国内で使用した場合は、違法となります。 以下のページが詳しいです。
参考情報:その他の対応製品について
Cactus
Cactus V6 もライカで使えるという情報を、ちゃーりーさんに教えて頂きました!
※M9-P, MM-CCD に Cactus V6 無印で、対応しているストロボを使っての動作確認との事です
2020-03-25 Update:Godox
近年流行りのGodoxですが、ライカで使う場合は送信機(コマンダー)に注意が必要です。
X1Tは、ロットによってキヤノン用かニコン用かが異なる上に(情報提供:Ryowさん)、ボディの機種によっても対応が異なります。実体験では、ニコン用の物がS TYP007では発光してもM-E TYP240では発光しないという事がありました。
その辺りが恐らく最も安定するのは、ボディのメーカーが特に指定されていないXT16です。Leica M9, M-E TYP240, Leica S Typ007で発光を確認しています。
ただ、こちらは技適対応している物を探すのに少し苦労するかもしれません。僕はヨドバシで対応製品を買いました。