2019-09-01 10.44.49

数ヶ月前の事にはなりますが、ライカM-E TYP240を買いました。
全世界で700台、日本に入ってきたのは50台程度という噂もありますが、幸運にも入手できました。まあ写りは普通のライカMと同じなので既にレビューは世に溢れていますが、折角なので僕も書いてみようと思います!

全体的な評価


Leica M-E TYP240 + Summarit 5cm F1.5


Leica M-E TYP240 + Summar 50mm F2


Leica M-E TYP240 + Elmar 3.5cm F3.5

結論から言うと、ライカM9やM8を使っている人なら手にした瞬間から同じ感覚で使っていけます。ボタン類のUIも概ね同じなので、戸惑う事は無いと思います。


Leica M-E TYP240 + Summicron 35mm F2 (2nd)


Leica M-E TYP240 + Summicron 50mm F2 (2nd)

画素数が増えた事で解像感も上がったと思いますが、特に扱いづらいという印象はなくて、これまでと同じようにデータを扱えています。


Leica M-E TYP240 + Summar 50mm F2


Leica M-E TYP240 + Summarit 5cm F1.5


Leica M-E TYP240 + Hektor 7.3cm F1.9

軟調のオールドレンズを付けても問題は感じず、良い感じの描写です。

写真の色について


Leica M-E TYP240 + Elmar 3.5cm F3.5


Leica M-E TYP240 + Hektor 7.3cm F1.9

M9までで頻発した原色が飛び出してくるような発色はかなり大人しくなって、扱いやすい色味になったと感じています。


Leica M-E TYP240 + Summicron 50mm F2 (2nd)


Leica M-E TYP240 + Summicron 50mm F2 (2nd)


Leica M-E TYP240 + Summarit 5cm F1.5

それでも、デジタルライカの特徴の一つである落ち着いた色彩は相変わらず良い感じです。

高感度性能について


Leica M-E TYP240 + Summicron 35mm F2 (2nd)


Leica M-E TYP240 + Summicron 35mm F2 (2nd)


Leica M-E TYP240 + Summicron 35mm F2 (2nd)

比較対象がこれまでに使っていたM9なので当然ですが、センサーがCCDからCMOSになった事で高感度がかなり使いやすくなりました。この3枚はISO 1600なんですが、十分に実用範囲という印象です。


Leica M-E TYP240 + ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II

夜間以外にも、広角レンズを絞ってスナップなどする際に感度を上げられるのは助かりますね。こちらはISO 800です。


Leica M-E TYP240 + Elmar 3.5cm F3.5

高感度が強くなると暗いレンズも活躍しやすいので、新たなレンズに興味が出てくるのは嬉しいやら大変やら…ですw

ライブビューについて


Leica M-E TYP240 + ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II


Leica M-E TYP240 + Hektor 7.3cm F1.9


Leica M-E TYP240 + Elmarit 135mm F2.8

ファインダーにライブビューという選択肢が増えた事は、当然ながらめっちゃ便利です。超広角や望遠レンズを使う際には積極的に使用しています。M9まででこれらのレンズを使う際は、「一枚撮ってみて構図を調整」みたいな事を結構やっていたんですよね。それが一発でキメられるようになったのは捗ります。


Leica M-E TYP240 + Hektor 7.3cm F1.9

また、スクリューマウントのレンズなら、ねじ込みを緩めると接写ができるという裏技も可能ですw


Leica M-E TYP240 + Elmarit 135mm F2.8

じゃあ全てにおいてライブビューの方が優れているのかと言うと、そんな事はありません。速写性や連射性はレンジファインダーを使用した方が上なので、スナップなど瞬発力が必要な撮影ではライブビューをOFFにするなど、用途に応じた使い分けが大事かなと思っています。

広角レンズの周辺色かぶりについて


Leica M-E TYP240 + ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II

広角レンズを使用した際に起きる周辺部分の色かぶりは、かなり軽減されている印象です。この写真の周辺部分は未補正ですが、これくらいなら十分に対応可能ですね。

その他細かいこと


Leica M-E TYP240 + Elmarit 135mm F2.8


Leica M-E TYP240 + Summar 50mm F2


Leica M-E TYP240 + Summarit 5cm F1.5

Rawデータをがっつりいじるハイキー表現を試したところ、ライカS程ではないですが、かなり大胆なパラメータ編集にも耐えられました。


Leica M-E TYP240 + Hektor 7.3cm F1.9


Leica M-E TYP240 + Summarit 5cm F1.5

カメラ自体に威圧感があまり無いのとシャッター音が小さい事で、路地裏での撮影も生活を邪魔せずに行える印象があります。


Leica M-E TYP240 + Summarit 5cm F1.5


Leica M-E TYP240 + Summarit 5cm F1.5

M型の中で最も分厚いボディサイズがしばしば話題になりますが、手が大きいからか使っているとあまり気になりませんでした。ユリシーズのボディスーツを付けています。

ライカ M-E TYP240の写真

出先でiPhoneでささっと撮ったカメラの写真です。新色のアンスラサイトグレーが良い感じですね。

ライカM関連の本について

ムックが2冊ほど出ているので、気になる方は見てみると検討材料になるかもしれません。




おまけ

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しかしそれにしても、M型ライカ4台はさすがにどうなのかと思えてきた昨今です……。