Leica S-E Typ006
Leica S Typ007 + Summarit-S 70mm F2.5 ASPH. (CS)
「銀座」と言えば、ライカクラスタにとってはしばしばライカ銀座店の事を指しますが(要出典)、多分に漏れず僕もそうです。と言うわけで、2019年の最初の銀座に行ってきました。
Leica S Typ007 + SUMMARIT-S 70mm + GODOX AD360
なんちゃって白ホリ環境を手に入れたので、手持ちの椅子を撮ってみました。
これはチャールズ&レイ・イームズ夫妻がデザインした、RAR(Rocking Arm shell Rod wire base)という椅子です。シェルはハーマンミラーのビンテージで、ベースは復刻品です。青い部分はビニールレザーがかかっているのだけど、そういう仕様はシェルの色が白とか黒とかが多いらしいので、グレー系のこれはちょっと珍しいっぽい。 シェルとレザーの間にはウレタンが入っていて座り心地も良いです。
Leica S Typ007 + SUMMARIT-S 70mm F2.5 (CS) | 1/90 F2.5 ISO100
ライカS Typ007を持ってブラブラしてきました。007どんな物かなーと思っての習作で、全カットRAW現像しています。写真をクリックで大きいサイズで見られます。
一枚目は、暗い店内と明るい屋外の両方を写し込んでみようと思ったカット。良い感じに両方とも写せてますねー。ちなみにまだ階調には余裕がありました。
Leica M9のCCDセンサーが腐食(ライカジャパンでは「コーティング層の剥離」と表現)する事は有名で、2017年8月までは無償でセンサー交換も行われていました。
参考:ライカM9 / M9-P / Mモノクローム / M-EのCCDセンサーに関する最新情報 // 2017 // Global // ライカの最新情報 // ライカの世界 & 最新情報 - Leica Camera AG
この現象が、CCDセンサーを採用しているLeica S系でも起きる可能性があるようです。 僕も、先日ライカ銀座のカスタマーケアにLeica S-Eを持って行った際に、ドイツでの検査を勧められました(日本では検査もできないとの事です)。
そして、もしセンサー交換が必要となった場合は、保証が効けば無料ですが、効かなかった場合は有料になるようです。もしも中古で買った場合などは保証書が付いて無い場合もあるので、注意が必要です。 また、海外で買った場合にはライカジャパンでは保証が効かない場合もあるようです。
2020-06-14 追記
マップカメラにセンサー剥離のあるS Typ006があったので、やはりセンサートラブルが起きる可能性はあるようです。(中古)Leica (ライカ) S(Typ006)(商品ID:3717008939443)詳細ページ(魚拓)
Leica SレンズのAF駆動ユニットに不具合が生じる可能性がある事は、公式にアナウンスされています。
参考:ライカSレンズに関する最新のお知らせ // 2017 // Global // ライカの最新情報 // ライカの世界 & 最新情報 - Leica Camera AG
手持ちの30-90mmでこの症状が起きたので、折角なので動画を撮ってみました。 ライカS関連の情報はネット上にもあまり見かけないので、参考に載せておこうと思います(音声ONにしないと症状が分からないと思います)。
Leica S lens broken AF from hamashun on Vimeo.
ちなみに、正常な状態ではこんな感じの挙動になります。
Leica S lens normal AF from hamashun on Vimeo.
修理はドイツ送りとなるので、2〜3ヶ月程度かかります。
また、原因は内部のパーツの強度が問題との事で、修理によって対策済みのパーツに交換されれば、基本的には再発はしないそうです。