オサレ部屋着ブランドのジェラートピケがイームズ・オフィスとコラボしたアイテムが発売されたので、イームズ好きとしては見逃せないなと購入しました。そしてせっかく自宅にイームズ家具が色々とあるので、組み合わせて撮ってみたよっていう遊びです。
ブランケットはソファ・コンパクトと撮りました。テキスタイル×テキスタイルだけどまとまりは悪くないと思います。まあソファコンの方はジラードなんですけど。ブランケットをメインにしつつ、なおかつソファコンである事も分かるように各パーツをフレーム内に配置するのに苦労しました。
ブランケットの柄は、レイ・イームズのオリジナルデザインではないっぽくて、子供用玩具に使われた柄をイームズ・オフィスが発展させたのかな?他だと書籍Eames: Beautiful Detailsのカバーでも使われた物だと思います。
ソファ・コンパクトは、ソファを買うにあたって色々なものを試した結果、もっとも座り心地が良いのがこれでした。座面の傾斜角度と腰のサポート具合が最高で、ハイバック気味なところも頭をサポートしてくれて嬉しい。ちなみにファブリックは交換するとやばい金額なので、普段は更に薄いラグを乗せて使っています。イームズハウスでも確かソファにラグ乗せてましたしね。
買ったのはMid-Century MODERNで、まだお店が骨董通りにあった頃です。当時の店長さんとは今も仲良くさせて貰っていて、今はNICK WHITEにいるので、たまに遊びに行ってます。
サイドシェルチェア柄のTシャツは、アームシェルチェアに乗せて撮りました。青と白のコントラストが爽やかなので、背景はレースカーテンをハイキーに。
柄のサイドシェルはスタッキング・ベースの物で、これ基本的には業務用途だと思うんですが、インテリア雑誌に登場する個人の部屋でもたまにこんな風に積んでる事がありますよね。明らかに部屋のサイズに比べて椅子の数が多いんですけど、シェルチェアってカラフルで置いておくだけでも気分が良いので、もう少し広い部屋に住んだらこれやりたいんですよね。来客時の椅子にもなりますし。
アームシェルチェアは、HIROBの今はなき渋谷店で購入したものです。近年ではすっかり腕時計屋になっちゃいましたけど、昔はモダン家具を扱う店舗が代々木公園の前にあったんですよね。腕にタトゥーの入った店員さんがいて、けっこう仲良くなったんですけど。あのひとは今は腕時計を売ってるのかなあ。
ベースは購入時はフォースターだったんですが、同じくHIROBで購入したロッキングベースに交換しています。ベースは社外品の新品購入でしたが、20年近く経過してるのでかなり味が出ています。
イームズロゴのジャガードプルオーバーは、ダイニングテーブルのDTMと撮りました。俯瞰すぎるとただのテーブルにしか見えないので、特徴的な脚を入れつつ、背景の余計なものは写らないように…と微調整しながら撮った一枚です。
購入した3つのアイテムの中では、イームズ要素はロゴだけなのでジェラピケ成分が強めの物だと思います。もふもふ暖かで、今季の冬は快適に過ごせました。
DTMは一人暮らしを始めた時にhhstyle原宿で購入したものです。新品でしたが経年変化で大分アジが出ていて、良い家具はビンテージを買うのも良いですけど、新品を買って自分でアジ出しするのも良いなと思う今日この頃です。
ちなみにhhstyleも原宿の店舗はなくなっちゃいましたね。そう遠くない位置の外苑前のお店は今でもちょくちょく行っています。
撮影についてのよもやま
撮影は屋内でかなり暗かったので、GodoxのML60Biを使って撮りました。最初はAD1200Proを天バンしてみたんですが、コントラストが付きすぎて「ストロボ炊きました〜!」みたいになってしまって。まあそれはそれでカッコ良かったんですけど、もうちょっと朝の光みたいな雰囲気にしたかったので、ML60Biにソフトボックスを付けて更に天バンしています。物撮りに定常光、めちゃめちゃ捗りますね。
ML60Biで嬉しいのは、色温度を変えられる事もありまして。DTMのカットは窓から離れてる事や周囲の色の影響もあってか色温度が結構違ったので、設定を変えて撮れたのが便利でした。最近、日中屋外での人物撮影でも使ってみたんですが、それには光量が足りない感じだったのでML60も買ってみようかなあ。